戸ヶ崎正男先生の 日本伝統鍼灸技術習得【経絡按摩・触診・望診・医療面接】日本伝統医療の思想と医療のあり方を深める会です。

menu

和ら会(やわらかい)

【和ら会・真和塾】スタッフレポート【2019.10.27】

午前の部前半の戸ケ崎先生の講義は、来年の伝統鍼灸学会沖縄大会の告知から始まりました。
その後、鍼灸の社会化に向けて積極的に活動している美容鍼灸のカリスタへの講演報告へと続き、本題の体質学の講義へと入っていきました。
現在の日本の医療において、西洋医学も東洋医学も気質・体質学が希薄な問題点を指摘し熱意の伝わる講演内容でした。

午前の部の後半は、あんまコースと切経コースに分かれて行われました。
あんまコースは伏臥位の背腰殿部、下肢の経絡あんまの実技が行われ、受講生にスタッフがマンツーマンで懇切丁寧に指導していました。受講生からの積極的な質問も見受けられました。
切経コースは身体全体をコンパクトに診ていく大局切経が行われていて、受講生もスタッフも手順を覚えることに徹して真剣に取り組んでいました。

午後も引き続きあんまコースと切経コースに分かれて行われました。
あんまコースは午前中の復習の後、長沼先生の指導のもと按腹の実技が行われました。禁忌事項の説明から始まり、按腹の適応か否かの判断、実際の実技へと進んでいきました。

切経コースは折笠先生の大局診と上肢、下肢の問題について講義が行われました。発生学に基づいた体幹と上肢、下肢の関係性についての講義はオリジナリティがあり、臨床でつまづいた時のヒントになると思います。
その後、午前中行われた大局診をテキストを見ないで行い、探穴し、四型分類した後、折笠先生による確認していくことで習熟度の向上を図っていました。

午後の後半はあんまコースは復習、切経コースは戸ケ崎先生の講義に入っていきました。
戸ケ崎先生の講義は上肢、背腰部、膝窩のツボの形態特性について「思うツボ」の本を参照しながら行われました。本には掲載されていない臨床におけるエピソードを交えた話(笑)は受講生の参考になったと思います。
続いて背腰部の切経の実技が受講生とスタッフがペアとなりマンツーマンで行われました。戸ケ崎先生は受講生一人一人に、個々の弱点を指摘していました。
その後、学生時代を思い出させる艾柱作りとティッシュ点火を1分間でどれだけできるかといった灸の基礎実技が行われました。基礎実技の大切さを実感させられる時間だったように思われます。

最後に少しの余時間を利用してお灸の臨床のデモを行い、この日の講座は終了しました。

関連記事