戸ヶ崎正男先生の 日本伝統鍼灸技術習得【経絡按摩・触診・望診・医療面接】日本伝統医療の思想と医療のあり方を深める会です。

menu

和ら会(やわらかい)

真和塾の触診力! 治療の裏付けを万能にしよう! 

真和塾の触診力!

治療の裏付けを万能にしよう!

検証可能な理論構成を持つことは大切です。

 

治療は、結果が大切なのは治療者のみならず、患者側も同じです。

では、結果というのをどの程度まで考えるのか?

 

よく、本治と標治が話題になりますよね。

「標治だけで終わると、すぐに症状は戻って、治療効果が長持ちしないよ!」

と言ったセリフをどこかで聞いたことがあるでしょう。

 

それで、多くの場合、「本治とは何か?」という闇に紛れこんでしまうのです。

 

和ら会・真和塾では、臓腑の虚という従来の概念より一歩進めて、「生体の精気の虚」というさらに根源的な考え方をしています。

それは、臓腑病と経絡・経筋病の発生原因が、まったく同じものとは考えられないからです。

これはまた相当な行数を割くので、詳細は、別の機会とします。

 

話を戻して、治療の裏付けという話題です。

裏付けとなる根拠を何に求めるか?

症状の軽減?脈の改善?

 

和ら会・真和塾では、ツボの変化にその重きを置いています。

なぜなら、ツボの変化が一番起こりやすく、これが症状の軽減や脈の改善と連動しているうえ、わかりやすいからです。

 

さらに言うなら、初学者には運動器系疾患を解決できる能力が必須だからです。

運動器系疾患においては、ツボの変化こそが一番大切な要素です。

経筋病において、臓腑を根拠にするのは無理があるから、ツボの変化を指標とするのです。

 

初学者の段階では、内臓疾患はテーマとして重すぎて手に負えない場合が多いです。

患者側としても、新規オープンした鍼灸院や、新米の鍼灸師に対して、内臓疾患の相談はしないでしょうね。

運動器系疾患で、実績を積んでこそ体質改善の相談が来ると思ってください。

下工の仕事を全うしてこそ、上工としての仕事が来るんです。

(ちなみに、内臓系疾患でもツボの変化は大切です。)

 

さて、すごく話はぶれました。

治療の裏付けを何に求めるとよいのか?

 

物事は、計画→実行→評価の過程を通って、次の計画にフィードバックしないと、進歩が無いのです。

plan-do-see(PDS)は、ビジネスの手順としてかなり前に流行りましたよね。

「やりっぱなし」は、評価が無いので、フィードバックできないため、進歩しないことの典型なんです。

 

評価の習慣をつける事は当たり前ですが、その指標がいい加減だと再評価した時の判定がぶれてしまいます。

明確に治療者が自覚できやすい指標はどうあるべきか?

 

患者の感想は一番あてになりません。(おべっか使う人が多いからね。)

脈診は、場合によってはあまり役に立ちません。(特に運動器疾患ではね。)

ツボの反応は、疾患を問わず変化の指標としては明確です。(もちろん、触診力あってのことですが…。)

 

治療の裏付けを万能にするためにも、触診力は重要なのです。

次回は、触診力によるツボの変化をモニターする利点をもう一つ紹介しましょう。

 

こっちでもやってます↓

真和塾を勝手に応援するブログ The blog that I support Shinwa-juku as I like

関連記事