17Mar
真和塾の触診力!
ツボの変化をモニターする利点!その2
では、触診はどうか?
っていうところからの続きです。
触診を指標にして治療することは、脈診に比べると、ステップ・バイ・ステップなんです。
どういう意味か、わかりますか?
ツボ自体を変化させるのは、鍼とか灸なんです。
変化させたい対象は、施術部位そのものなのです。
そして、それの連続なんです。(いちいち脈を触るのより手っ取り早い!)
ツボの変化の積み重ねで、身体変化をつくるのは脈診と変わりません。
ですが、施術対象がそのままモニターの対象か、そうでないかは、確認作業の能率が大きく違います。
であれば、確認作業は簡単な方が良いですよね。
触診で見つけてツボの変化は、このように治療の効果測定の容易さから、他の方法に比べて有利です。
また、ツボの形態特性を理解していると、どの程度治療して、どの程度まで変化させればよいかという指標が明確になる利点があります。
実は、脈診を中心に治療している人の多くが、ツボの形態特性やその変化という指標を使っていません。
スモールステップで、段階的に目標を達成していく形の方が、効果測定を兼ねながら治療を進められるという点では有利です。
別の見方をするなら、従来の脈診だけの治療を補完できるという効果もあります。
和ら会・真和塾では、脈診を含めた形で、全身切経(触診)を行います。
望聞問切でいえば、脈診も切経も切診の範疇ですからね。
そして、その方が治療の進め方から考えたメリットが大きいのです。
特に初学者にとって、この恩恵は大きいと思いますよ。
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