4Jun
真和塾は自主練が前提です!
ある意味、職業訓練ですからね!
これは一義的に誰でもわかることですよね。
臨床家にとって、治療に関わる一連の行動は、一番最初にある目的です。
東洋医学の発展のためとか、日本の医療を変えるためとか、いろんなことを言う方がおいでになりますよね。
それはそれで間違ってはいませんが、これはあくまで二次的な要素です。
誤解のないように言うと、高い理想を掲げることは決して悪いことではありません。
最初から、高みを見て物事にあたることを決して否定しているわけでもありません。
この業界を目指した崇高な思いは、是非とも大切にしていただきたいと思います。
ただ、物事には手順というものがあります。
治療の手順から考えても、診察⇒診断⇒治療のそれぞれで必要な技術があるのですね。
一通りの技術を身につけてこそ、治療は成り立つのです。
さらに、臨床家の人生というスパンで考えると、経験期間によって、必要な目標は変わってきます。
先ずは、職業として生活が成り立つようにすること。
そのためには、経験を積み重ねて、多様なニーズにこたえられる能力を身につけること。
勿論、自己の能力は、経理・宣伝広告・自らの体調管理といった、治療家として必要な資質を高める生活全般のこともあります。
社会のために、業界全体へ働きかけることは、この後でも良いのではないでしょうか?
ここも、勘違いの無いようにいうと、それぞれの段階で中心に据える目標があるという意味です。
逆に言うなら、事実上、中心に据える目標以外を考える余裕はないということなのです。
ですから、業界全体のことを全く考えるな!ではなく、中心に据えるのはもう少し先でも良いという意味です。
戸ヶ崎代表がよく言う言葉に、「陰を養う」というのがあります。
ここにはいろんな意味を包含しています。
この話の流れで、「陰を養う」とは、誰も見ていなくても自主練習をして技能を高めるということです。
真和塾の、月一回の実施ですが、ここでできることは、あくまで手順を提示することです。
次回までに、これを日常の自主練習で完全に覚えてほしいのです。
もっと言えば、詳細な勘所は徐々に高めることができるので、手順だけは完コピで次回をむかえてほしいのです。
江戸期の鍼灸修行を現代風にしたのが、真和塾です。
昔から、職人修行というものは、百錬自得なのです。
是非とも、自主練習を日常の習慣にしてください。
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