2Feb
和ら会・真和塾の鍼灸治療は4次元です! キーワードは時間軸! 今回は、それがどのように時間軸をあらわしているのかということを少しだけ説明します。 ツボにはそれぞれの形態特性があります。 和ら会・真和塾で提唱している四型分類という特徴的な形態特性は、それぞれが様々な状態を呈しています。 これをⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型、Ⅳ型と便宜上分類し、治療を組み立てる材料としています。 病は、大本のツボより発して、時間の経過とともに伝搬・波及し、他の場所の体表にも変化を及ぼします。 ですから、時間の経過したツボほど重症であるというわけです。 こういった重症のツボは、伝搬・波及した原因であり、根本的な病の解決には欠かせません。 なぜ欠かせないのかといえば、重症のツボが改善すると、これが原因で伝搬・波及した他の場所にも、改善効果を与えうるからです。 この手法は、従来、東洋医学界で考えてきた本標の考え方よりも、単純明快です。 なぜなら、全身の触診によって治療の拠り所が揃うからです。 さて、単純明快と簡単には書きましたが、とても難しいハードルがあります。 お察しとは思いますが、肝心の四型分類を把握するためには、触診にかなり熟達する必要があるのです。 いわゆる、鍼灸界で長年言われている、「按摩10年」の修行はこのあたりのことを判断するための訓練なわけです。 真和塾では、これを短縮して約2年でほとんどを教えてしまいます。 練習するかしないかは受講生次第ですが、実際の運用も含めれば3年を1サイクルとして運営しています。 3サイクル繰り返しても9年ですから、昔の修行から見れば、お釣りがくるってわけです。 真和塾の手の技で、触診しただけで時間を遡って、重症度を判断できるって、かなり画期的だと思いませんか? まあ、本当に上達すると、触らなくても解るようにもなるんですけどね。(あっ!また新しいことを書いてしまった…。) ではまた…。 こっちでもやってます↓ 真和塾を勝手に応援するブログ The blog that I support Shinwa-juku as I like]]>